RA留置

 RAのカテーテルは右心耳に留置するとカテーテルが安定して良い。また、HisとCSと合わせて、左右心房全体の興奮順序を確認しやすい。Sinus node近傍にカテーテルを留置した場合、固定が安定しないことが多く、また、三尖弁輪より離れているため、右側副伝導路からの逆行伝導をみおとしやすくなる。やや後中隔に近いこともあり、心房興奮伝播の鑑別には不向きである。
 留置方法:右心房に留置したカテーテルはAPで正面を向く。RAO(やや前方)、LAO(自由壁方向)で確認する。