透視
透視はbi-planeをつかったほうがいい(single-planeで習熟している人はのぞく )。
Bi-planeを使うことにより、以下のメリットがある。
- 心臓の3次元構造が理解しやすくなる。
- カテーテルの心臓内における3次元的位置が把握しやすくなる。
- 手技時間が短縮される。
- 透視時間が短縮される。
- 成功率があがる。
- 合併症がおきにくくなる。
心臓までカテーテルを上げた後、bi-planeを準備する。角度は施設により異なるが(RAO30,LAO60)/(RAO45,LAO45)、LAOでみて、心室中隔がtangentにみえる角度がよい。テーブルを動かさなくても、関心領域すべて(左右心房、心室)がRAO/LAOの画面に含まれるように、テーブルの高さ、透視角度を調整する。被爆を避けるためにも、II(アイアイ)は患者側に寄せておく。